シャンハイアリエル（2001年生、母ツヤヤカ）

シャンハイアリエル（2001年4月20日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はサラブレッド系で、毛色は鹿毛。種牡馬のシャンハイ（当時12歳）と交配したツヤヤカが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、地方12戦1勝。主な勝ち鞍は2003年の新馬チャレンジ（13）。

経歴

デビュー前

後藤保厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（2003年）

10月15日、デビュー戦は東川公則騎手を鞍上に据えて、2歳戦の新馬チャレンジ（13）（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。馬体重は484kg。8頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のワンダーチャームに約16馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月5日、中2週で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず7着に敗れた。

11月19日、中1週で迎えた3戦目は、湯前良人騎手を鞍上に迎えて、2歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

12月15日、中3週で迎えた4戦目は、2歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で湯前良人騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。

3歳（2004年）

2月6日、中7週で迎えた5戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の爽駿特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

3月25日、中6週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳オープンの内外タイムス盃（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田信大騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、少し緩いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り6着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田信大騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきり、若干速いペースで一団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では脚が上がってしまい9着に敗れた。

5月3日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で山田信大騎手（3戦0勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、若干緩いペースで一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを3番手で通過。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

5月10日、連闘で迎えた9戦目は、山下貴之騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のカーネーション特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた10戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

6月15日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、落ち着いたペースでレースを牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に終わった。

7月27日、中5週で迎えた12戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず7着に終わった。