トミケンダイリン（2000年生、母トウシヨウインター）

トミケンダイリン（2000年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大輪の花のように」。毛色は鹿毛。種牡馬のテンビー（当時10歳）と交配したトウシヨウインターが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）カナイシスタッド。戦績は、中央平地2戦0勝、地方21戦2勝。主な勝ち鞍は2004年の一般C3ハ。

経歴

デビュー前

石栗龍彦厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

9月14日、デビュー戦は木幡初広騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は428kg。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月28日、中1週で迎えた2戦目は、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で木幡初広騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

3歳（2003年）

6月17日、約8か月半の休養明けで馬体重を前走から42kg増やして迎えた3戦目は、坂下秀樹騎手を鞍上に迎えて、一般D4-2（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。5着に敗れた。

8月26日、中9週で迎えた4戦目は、一般D4-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。

9月28日、中4週で馬体重を前走からさらに14kg減らして迎えた5戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた6戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1490m 内回り晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず8着に敗れた。

4歳（2004年）

3月4日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず10着に敗れた。

4月10日、中4週で迎えた8戦目は、一般C3五六（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に終わった。

4月20日、中0週で迎えた9戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

8月2日、約3か月半の休み明けで迎えた10戦目は、高野毅騎手を鞍上に迎えて、一般C3-12 13 14（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた11戦目は、早田秀治騎手を鞍上に迎えて、一般C3-11 12（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、4着を確保した。

9月14日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3六七（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は高野毅騎手（1戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

9月27日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高野毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

11月1日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた14戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。8着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた15戦目は、一般C4ニ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。最後は、2着のスイートリモージュに1馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月6日、中2週で迎えた16戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。9着に敗れた。

12月12日、連闘で迎えた17戦目は、ヒイラギ特別（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で森泰斗騎手（3戦1勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた18戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で森泰斗騎手（4戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショードラゴンに1馬身半の差をつけて優勝

5歳（2005年）

1月9日、中1週で迎えた19戦目は、一般C3（宇都宮ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で森泰斗騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。10着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で森泰斗騎手（6戦2勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた21戦目は、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で森泰斗騎手（7戦2勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。4着を確保した。

2月22日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2ロ C3イ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で森泰斗騎手（8戦2勝）。11頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた23戦目は、山田博美騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。8着に敗れた。