スリーブルーチップ（1987年生、母スターブルー）

スリーブルーチップ（1987年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のノーザンディクテイター（当時13歳）と交配したスターブルーが15歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）三石ファーム。戦績は、中央平地34戦1勝2着4回、中央障害8戦0勝2着2回。主な勝ち鞍は1990年の4歳未勝利。

経歴

デビュー前

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1990年）

3月24日、デビュー戦は五十嵐忠男騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は480kg。11頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

4月8日、中1週で迎えた2戦目は、内田浩一騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（阪神ダート1800m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての9番人気で15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 雨/不良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は五十嵐忠男騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して5番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐忠男騎手（3戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったスーパーシンザンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐忠男騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月22日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で五十嵐忠男騎手（5戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。先手を取る形となり、やや緩いペースで馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

8月11日、中2週で迎えた8戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

8月25日、中1週で迎えた9戦目は、山田泰誠騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（函館芝1200m 晴/稍重）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のタップビューティに1馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

9月15日、中2週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（函館芝2000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（1戦1勝）。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

10月14日、中3週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、3着に入った。

10月27日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（京都芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で山田泰誠騎手（3戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではしぶとく脚を使って伸び続けたが、勝ったフジノウエスタンに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

11月24日、中3週で迎えた13戦目は、4歳以上500万下の犬山特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で山田泰誠騎手（4戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で山田泰誠騎手（5戦1勝）。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったカナディアンシチーに詰め切れず、3馬身半差の2着に敗北した。

12月23日、中1週で迎えた15戦目は、4歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は7戦連続で山田泰誠騎手（6戦1勝）。15頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚色がやや鈍り、最後はメジロカーターと並んで5着同着となった。

4歳（1991年）

1月15日、中2週で迎えた16戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田泰誠騎手（7戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、伸びてきたダンガンボーイ決め手に屈して3/4馬身差の2着に敗北した。

2月3日、中2週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

2月17日、中1週で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で久保田英敬騎手（2戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた19戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で久保田英敬騎手（3戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

3月24日、中2週で迎えた20戦目は、松永幹夫騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

4月13日、中2週で迎えた21戦目は、柿元嘉和騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都ダート1800m 雨/稍重）に出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

4月27日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（1戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始8番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、6着に終わった。

5月19日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（京都芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柿元嘉和騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい8着に敗れた。

6月8日、中2週で迎えた24戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。18頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では伸びが劣勢になり17着に終わった。

6月29日、中2週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（8戦1勝）。16頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は力尽きて9着に終わった。

10月27日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた26戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（9戦1勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（京都芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山田泰誠騎手（10戦1勝）。18頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず17着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下（京都芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は五十嵐忠男騎手（6戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐忠男騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着を確保した。

12月15日、連闘で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（11戦1勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではキレのいい末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5歳（1992年）

1月12日、中3週で迎えた31戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山田泰誠騎手（12戦1勝）。16頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は脚勢が衰えて9着に敗れた。

2月1日、中2週で迎えた32戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は柿元嘉和騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

2月8日、連闘で馬体重を前走から14kg減らして迎えた33戦目は、5歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柿元嘉和騎手（4戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた34戦目は、5歳以上500万下（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は山田泰誠騎手（13戦1勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

4月18日、中7週で迎えた35戦目は、押田年郎騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。11頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。7着に終わった。

5月2日、中1週で迎えた36戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で押田年郎騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月10日、連闘で迎えた37戦目は、障害5歳以上未勝利（京都障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で押田年郎騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったミカズファーストから1馬身1/4差の2着となった。

5月23日、中1週で迎えた38戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で押田年郎騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったベストプレイヤーから8馬身差の2着となった。

6月13日、中2週で迎えた39戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は5戦連続で押田年郎騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

6月20日、連闘で迎えた40戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で押田年郎騎手（5戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた41戦目は、障害4歳以上未勝利（中京障害芝2800m 曇/不良）に出走。鞍上は7戦連続で押田年郎騎手（6戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月20日、中9週で迎えた42戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で押田年郎騎手（7戦0勝）。7頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。3着に敗れた。