ヤマニンラシャス（2006年生、母ヤマニンクイール）

ヤマニンラシャス（2006年4月8日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋甘美な」。毛色は栗毛。種牡馬のサッカーボーイ（当時21歳）と交配したヤマニンクイールが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は廣田光夫。戦績は、中央平地6戦0勝、中央障害4戦0勝。

経歴

デビュー前

坪憲章厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月25日、デビュー戦は中村将之騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1800m 晴/良）に出走。馬体重は422kg。16頭立ての16番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚が振るわず13着に終わった。

2月21日、中3週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（小倉芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

3月28日、中4週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で中村将之騎手（2戦0勝）。15頭立ての14番人気で16番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず10着に終わった。

4月26日、中3週で迎えた4戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で中村将之騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では目立つような脚を使えず13着に終わった。

8月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から38kg増やして迎えた5戦目は、大下智騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で15番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く14着に終わった。

8月22日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大下智騎手（1戦0勝）。17頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

9月26日、中4週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、林満明騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 晴）に出走。13頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。競走中止となった。

4歳（2010年）

5月16日、約7か月半の休養明けで迎えた8戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で林満明騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月13日、中3週で迎えた9戦目は、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 小雨）に出走。鞍上は3戦連続で林満明騎手（2戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月11日、中3週で迎えた10戦目は、高野容輔騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート2970m 小雨）に出走。13頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。13着に終わった。