ビューティサフラン（2009年生、母サフランカーネギー）

ビューティサフラン（2009年4月22日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「美しい＋冠名」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のローエングリン（当時10歳）と交配したサフランカーネギーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は高橋啓。戦績は、中央平地6戦0勝2着2回、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

北出成人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2012年）

4月22日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。馬体重は436kg。18頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず8着に敗れた。

6月3日、中5週で迎えた2戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。17頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

7月7日、中4週で迎えた3戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島ダート1150m 雨/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいい脚を見せられず8着に敗れた。

8月12日、中4週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。17頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、少し速いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の強い精神力で最後まで奮闘したが、マコトヴィルッキオに交わされて1馬身1/4差の2着となった。

8月25日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや速いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、ヤマニンカヴァリエに交わされて1馬身1/4差の2着に敗北した。

10月8日、中5週で迎えた6戦目は、和田竜二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（京都ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、厳しいペースで馬群を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

12月11日、中8週で迎えた7戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、一般C2二（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月25日、中1週で迎えた8戦目は、水野貴史騎手を鞍上に迎えて、歳末特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

4歳（2013年）

1月18日、中2週で迎えた9戦目は、鴻巣市産業観光館「ひなの里」賞（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

2月11日、中2週で迎えた10戦目は、橋本直哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2四（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に敗れた。

7月3日、約4か月半の休み明けで迎えた11戦目は、庄司大輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

7月23日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2六七（川崎ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で庄司大輔騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

8月9日、中1週で迎えた13戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、トロピカルサマー賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、若干速いペースで一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では切れる脚を使えず12着に敗れた。