バスティーユ（2000年生、母セイザンハヤテ）

バスティーユ（2000年4月9日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「パリの新しいオペラ座の呼び名（地名）」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時12歳）と交配したセイザンハヤテが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）猪野毛牧場。戦績は、中央平地8戦0勝。

経歴

デビュー前

ターファイトクラブにて総額1,200万円（12万×100口）で一口馬主が募集された。

清水久雄厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

10月5日、デビュー戦は熊沢重文騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は496kg。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。

10月19日、中1週で迎えた2戦目は、牝馬限定の2歳新馬（京都芝1400m 小雨/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

11月9日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。17頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では伸びが鈍く10着に敗れた。

12月1日、中2週で迎えた4戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1600m 曇/良）に出走。17頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に終わった。

12月21日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた5戦目は、飯田祐史騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/不良）に出走。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい11着に敗れた。

3歳（2003年）

1月18日、中3週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

2月16日、中3週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。16頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

3月9日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆仁騎手（3戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。