スプリングドキッチ（1999年生、母タニイチパワー）

スプリングドキッチ（1999年5月6日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋女子テニス選手名より」。毛色は鹿毛。種牡馬のキンググローリアス（当時13歳）と交配したタニイチパワーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は堀弘康。戦績は、中央平地2戦0勝、地方9戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

斎藤宏厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2002年）

3月23日、デビュー戦は吉田豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未出走（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず8着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた2戦目は、L.オールプレス騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず16着に終わった。

9月17日、約5か月半の休み明けで迎えた3戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の紅花特別（上山ダート1300m 曇/重）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。12着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた4戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のガーネット賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず14着に終わった。

11月30日、中8週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた5戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C5（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。6着に終わった。

12月30日、中3週で迎えた6戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

4歳（2003年）

1月11日、中1週で迎えた7戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。5着に終わった。

1月26日、中1週で迎えた8戦目は、一般C4 C5（高崎ダート1330m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったオールラックから1馬身差の2着となった。

2月16日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4（高崎ダート1330m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。8着に敗れた。

3月1日、中1週で迎えた10戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったシーザースピリットからクビ差の2着となった。

3月22日、中2週で迎えた11戦目は、一般C4（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で金井正幸騎手（5戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。