ダッシュタイガー（1986年生、母ウエルシーザー）

Dash Tiger

1986.05.02

ダッシュタイガー（1986年5月2日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のタイガートウザイ（当時6歳）と交配したウエルシーザーが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はアサヒ牧場。戦績は、中央平地10戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

相川勝敏厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

7月30日、デビュー戦は細川英二騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/重）に出走。馬体重は422kg。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が振るわず5着に終わった。

8月27日、中3週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったクリダンカリーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

9月25日、中3週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（新潟芝1200m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（2戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で細川英二騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず7着に敗れた。

11月13日、中3週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で細川英二騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したミナモトホマレに半馬身届かず2着に敗北した。

12月3日、中2週で迎えた6戦目は、坂井千明騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて11番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では強靭な末脚を繰り出したが、5着に終わった。

3歳（1989年）

1月28日、中7週で迎えた7戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は細川英二騎手（5戦0勝）。5頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい3着に敗れた。

2月18日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で細川英二騎手（6戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月12日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で細川英二騎手（7戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

3月26日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳未勝利（中京ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で細川英二騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。