ミラクルサンダー（2010年生、母ムーンライトガルチ）

ミラクルサンダー（2010年2月28日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「父名より連想＋母父名の一部」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のフジキセキ（当時18歳）と交配したムーンライトガルチが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）絵笛牧場。戦績は、中央平地2戦0勝、地方6戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2013年）

5月12日、デビュー戦は岡田祥嗣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい16着に終わった。

7月3日、中6週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた2戦目は、荻野琢真騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のスピカ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。7頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったテッシンに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

8月7日、中4週で迎えた3戦目は、3歳戦のデネブ特別（門別ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野琢真騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

9月17日、中5週で迎えた4戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で15番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた5戦目は、佐藤友則騎手を鞍上に迎えて、3歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のスプリングマジックに7馬身の差をつけて初白星を挙げた。

12月13日、中7週で迎えた6戦目は、一般C16（笠松ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤友則騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で追い上げたが、勝ったエクスブルグに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月30日、中1週で迎えた7戦目は、一般C15（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐藤友則騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のトーセンハシローを3/4馬身振り切って1番人気に応えた。

4歳（2014年）

1月10日、中1週で迎えた8戦目は、一般C11（笠松ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で佐藤友則騎手（3戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジョーパルカに6馬身の差をつけて断然の支持に応えた。