オールウェズキズナ（2021年生、母ガリレオオールウェイズ）

オールウェズキズナ（2021年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「母名より+父名」。毛色は鹿毛。種牡馬のキズナ（当時11歳）と交配したガリレオオールウェイズが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年のセプテンバーフラワー賞(C1以下)。

経歴

デビュー前

矢作芳人厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2024年）

7月13日、デビュー戦は松若風馬騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は448kg。16頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず13着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた2戦目は、古川奈穂騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。

9月3日、中3週で迎えた3戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のセプテンバーフラワー賞（川崎ダート1600m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のグッドエクスプレスに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月21日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（中京ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

12月14日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

4歳（2025年）

1月5日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

6月7日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（阪神芝2200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で古川奈穂騎手（3戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に終わった。

6月22日、中1週で迎えた8戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上1勝クラスの遊楽部特別（函館芝2000m 曇/重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝2600m 晴/稍重）に出走。鞍上は古川奈穂騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に終わった。

2025年7月18日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。