サミー（1989年生、母トカチヤマザクラ）
Sammy
1989.04.13
サミー（1989年4月13日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は鹿毛。種牡馬のシズヒロオー（当時16歳）と交配したトカチヤマザクラが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は漆原 節男。戦績は、中央平地12戦1勝2着1回、地方27戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は1991年のアラ系3歳未勝利。
経歴
デビュー前
元石正雄厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（1991年）
9月8日、デビュー戦は池田賀一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/不良）に出走。馬体重は430kg。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。
9月21日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳未勝利（中山ダート1200m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で池田賀一騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。
10月6日、中1週で迎えた3戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1700m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で池田賀一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。
10月19日、中1週で迎えた4戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で池田賀一騎手（3戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら4番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。
11月2日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で池田賀一騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のガッツで最後まで敢闘したが、勝ったシャインタイムを半馬身捉え切れず2着となった。
11月16日、中1週で迎えた6戦目は、アラ系3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で池田賀一騎手（5戦0勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一気に末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のレザースマッシュを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。
12月8日、中2週で迎えた7戦目は、アラ系3歳400万下（中京ダート1000m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で池田賀一騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。
3歳（1992年）
1月12日、中4週で迎えた8戦目は、アラ系4歳以上400万下（中山ダート1800m 曇/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は8戦連続で池田賀一騎手（7戦1勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず7着に終わった。
2月1日、中2週で迎えた9戦目は、アラ系4歳以上400万下のアラブ特別（小倉芝1200m 曇/稍重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は9戦連続で池田賀一騎手（8戦1勝）。16頭立ての7番人気で15番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では脚を伸ばせず14着に敗れた。
2月16日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系4歳以上400万下（小倉芝1800m 曇/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は10戦連続で池田賀一騎手（9戦1勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に終わった。
3月7日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/良）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は11戦連続で池田賀一騎手（10戦1勝）。12頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に終わった。
3月22日、中1週で迎えた12戦目は、アラ系4歳以上400万下（中京ダート1000m 晴/重）に牝馬ながら53kgの斤量を背負って出走。鞍上は12戦連続で池田賀一騎手（11戦1勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く8着に終わった。
5月11日、中6週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた13戦目は、佐藤雅彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
5月23日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で佐藤雅彦騎手（1戦0勝）。5頭立ての2番人気で1番ゲートからスタート。最後は、2着のアーノルドムサシをハナ差制して先頭ゴールを果たした。
6月22日、中3週で迎えた15戦目は、及川良春騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
7月5日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1420m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で及川良春騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
8月2日、中3週で迎えた17戦目は、千田知幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月15日、中1週で迎えた18戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で千田知幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
8月30日、中1週で迎えた19戦目は、菊池武騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。7頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったチーフタイヨーから3馬身差の2着となった。
9月13日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池武騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月27日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1420m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で菊池武騎手（2戦0勝）。8頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。6着に終わった。
10月12日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の楓賞（水沢ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で菊池武騎手（3戦0勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。7着に終わった。
10月26日、中1週で迎えた23戦目は、畠山信一騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 曇/不良）に出走。8頭立ての7番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月8日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系4歳（盛岡ダート1420m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で畠山信一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。
11月21日、中1週で迎えた25戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1420m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で畠山信一騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月7日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1420m 曇/良）に出走。鞍上は菊池武騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月30日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系4歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菊池武騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
4歳（1993年）
1月8日、連闘で迎えた28戦目は、アラ系5歳（水沢ダート1420m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菊池武騎手（6戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったエルシドローゼンからアタマ差の2着となった。
2月12日、中4週で迎えた29戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。6着に敗れた。
2月25日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月11日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月25日、中1週で迎えた32戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月13日、中2週で迎えた33戦目は、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は金井正幸騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月30日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で金井正幸騎手（4戦0勝）。9頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月20日、中2週で迎えた35戦目は、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で金井正幸騎手（5戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。3着を確保した。
6月19日、中3週で迎えた36戦目は、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で金井正幸騎手（6戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。
7月6日、中1週で迎えた37戦目は、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で金井正幸騎手（7戦0勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月23日、中1週で迎えた38戦目は、高橋文雄騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般A B1（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。最後は、勝ったナオマルから3馬身差の2着となった。
8月22日、中3週で迎えた39戦目は、サテライト特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。7着に終わった。