チャンピオンパンチ（2001年生、母アレチャンピオン）

チャンピオンパンチ（2001年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「チャンピオン＋パンチ」。毛色は鹿毛。種牡馬のウイニングチケット（当時11歳）と交配したアレチャンピオンが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は八木明広。戦績は、中央平地5戦0勝、地方26戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2005年の一般C5-4。

経歴

デビュー前

中野栄治厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2004年）

2月7日、デビュー戦は小野次郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は458kg。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい12着に終わった。

3月20日、中5週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた2戦目は、藤原英幸騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず11着に終わった。

7月10日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、竹之下智昭騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1700m 晴/重）に出走。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では全く伸びず13着に終わった。

8月28日、中6週で迎えた4戦目は、水出大介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。15頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、5着に入り込んだ。

9月26日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた5戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではいいところがなく14着に終わった。

11月8日、中5週で馬体重を前走からさらに11kg減らして迎えた6戦目は、木村芳晃騎手を鞍上に迎えて、一般C4 C5-11（高崎ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月21日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた7戦目は、金井正幸騎手を鞍上に迎えて、一般C4 15（高崎ダート1330m 晴/重）に出走。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月11日、中2週で迎えた8戦目は、一般C4 17（高崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は木村芳晃騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた9戦目は、一般C4 C5-9（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で木村芳晃騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4歳（2005年）

2月20日、中6週で迎えた10戦目は、緒方洋介騎手を鞍上に迎えて、一般F6（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月5日、中1週で迎えた11戦目は、一般F6（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で緒方洋介騎手（1戦0勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に敗れた。

4月3日、中3週で迎えた12戦目は、熊木良介騎手を鞍上に迎えて、金沢競馬売店組合レストホースピア杯（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立ち、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では決め手が足りず、3着に終わった。

4月10日、連闘で迎えた13戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で熊木良介騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

4月19日、連闘で迎えた14戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月24日、連闘で迎えた15戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

5月3日、連闘で迎えた16戦目は、田知弘久騎手を鞍上に迎えて、一般C5-4（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、リードを5馬身以上キープして、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシルキーアークに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月30日、中3週で迎えた17戦目は、石川県馬主協会長賞（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず11着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた18戦目は、一般C4-3（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では余力が残っておらず10着に終わった。

6月27日、中1週で迎えた19戦目は、一般C5-3（金沢ダート1300m 雨/良）に出走。鞍上は池田敦騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず8着に終わった。

7月12日、中1週で迎えた20戦目は、一般C4-5（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で池田敦騎手（3戦0勝）。11頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。

7月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で池田敦騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた22戦目は、宮西晃宏騎手を鞍上に迎えて、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

8月16日、連闘で迎えた23戦目は、一般C4-4（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ファインルナコートに半馬身交わされて2着に敗北した。

8月30日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた24戦目は、一般C4-2（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（4戦1勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた25戦目は、安部竜司騎手を鞍上に迎えて、一般C4-3（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では最後まで息が続かず8着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5-5（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた27戦目は、金沢競馬売店組合八田売店杯（金沢ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず11着に敗れた。

10月11日、連闘で迎えた28戦目は、一般C5-2（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（7戦1勝）。7頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

10月18日、連闘で迎えた29戦目は、一般C5-4（金沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

10月23日、連闘で迎えた30戦目は、一般C5-4（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（9戦1勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず10着に終わった。

10月31日、連闘で迎えた31戦目は、一般C5-8（金沢ダート1300m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で田知弘久騎手（10戦1勝）。7頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず7着に終わった。