ローゼンモンターク（2021年生、母マルティンスターク）

ローゼンモンターク（2021年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「薔薇の月曜日(独)。カーニバルの最高潮。母名より連想」。毛色は鹿毛。種牡馬のサトノダイヤモンド（当時8歳）と交配したマルティンスタークが17歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者はノーザンファーム。主な勝ち鞍は2024年の3歳C2三。

経歴

デビュー前

松永幹夫厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

10月15日、デビュー戦は北村友一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟芝1600m 外回り小雨/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では鋭さ光る末脚を披露したが、5着に終わった。

12月17日、中8週で迎えた2戦目は、鮫島克駿騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定2歳戦の2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

3歳（2024年）

8月3日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、西村淳也騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（札幌芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に敗れた。

9月16日、中5週で迎えた4戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、3歳C2三（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るリュージュを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

10月8日、中2週で迎えた5戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のプライムデイに5馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

12月14日、中9週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、佐藤翔馬騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの2024ヤングジョッキーズシリーズファイナルラウンド中京1戦（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では目立つような脚を使えず16着に終わった。

4歳（2025年）

3月15日、約3か月の休養明けで迎えた7戦目は、黛弘人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上1勝クラス（中京ダート1400m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく14着に終わった。

5月26日、中9週で馬体重を前走から19kg増やして迎えた8戦目は、一般C2五（盛岡ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は山本政聡騎手（2戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るホウオウレンジャーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月10日、中1週で迎えた9戦目は、一般C2一（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（3戦3勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせてすんなりと抜け出し、最後は2着のエクセプションに4馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

6月30日、中2週で迎えた10戦目は、一般C1三（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るノースハマナスを異次元の末脚で半馬身差し切って圧倒的人気に応えた。