マイサイドキック（2005年生、母アスターレディー）

マイサイドキック（2005年4月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「私の相棒」。毛色は栗毛。種牡馬のヘクタープロテクター（当時17歳）と交配したアスターレディーが18歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）宮内牧場。戦績は、中央平地34戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の4歳以上500万下。

経歴

デビュー前

岩元市三厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

6月16日、デビュー戦は和田竜二騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は482kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったポルトフィーノに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

7月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

10月21日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に敗れた。

11月10日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で和田竜二騎手（4戦0勝）。13頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を発揮し、3着に入った。

12月16日、中2週で迎えた6戦目は、2歳未勝利（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で和田竜二騎手（5戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のディープスカイを3/4馬身振り切って未勝利戦を制した。

3歳（2008年）

1月20日、中4週で迎えた7戦目は、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は7戦連続で和田竜二騎手（6戦1勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず8着に終わった。

2月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳500万下のつばき賞（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で和田竜二騎手（7戦1勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

3月2日、中3週で迎えた9戦目は、3歳オープンのすみれステークス（阪神芝2200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で和田竜二騎手（8戦1勝）。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳500万下のあざみ賞（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で和田竜二騎手（9戦1勝）。16頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた11戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のひめさゆり賞（福島芝1800m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

5月10日、中3週で迎えた12戦目は、3歳500万下（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は和田竜二騎手（10戦1勝）。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦し、5着を確保した。

5月18日、連闘で迎えた13戦目は、田村太雅騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（京都ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい7着に終わった。

5月31日、中1週で迎えた14戦目は、3歳500万下（中京芝1800m 小雨/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

8月30日、約3か月の休み明けで迎えた15戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（札幌芝1500m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に終わった。

9月13日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上500万下（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で北村友一騎手（1戦0勝）。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上500万下の恵庭岳特別（札幌芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で北村友一騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。

10月4日、連闘で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で北村友一騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず9着に敗れた。

11月8日、中4週で迎えた19戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（福島芝2000m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

12月14日、中4週で迎えた20戦目は、3歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は田村太雅騎手（2戦0勝）。18頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

12月28日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上1000万下（阪神芝1600m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で田村太雅騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では強靭な末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4歳（2009年）

1月11日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上500万下（京都芝2200m 外回り晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で田村太雅騎手（4戦0勝）。16頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。

1月25日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り曇/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で田村太雅騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

2月8日、中1週で迎えた24戦目は、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（11戦1勝）。13頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線ではぐんぐんと終いの脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のアドマイヤサンサンを半馬身振り切って2勝目を掴み取った。

2月21日、中1週で迎えた25戦目は、4歳以上1000万下の春日特別（京都芝1800m 外回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で和田竜二騎手（12戦2勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

5歳（2010年）

3月20日、約13か月の休養明けで迎えた26戦目は、4歳以上500万下の御在所特別（中京芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田竜二騎手（13戦2勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

4月3日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で和田竜二騎手（14戦2勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は脚が止まってしまい15着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた28戦目は、4歳以上500万下の浄土平特別（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下の二王子特別（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松田大作騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（京都芝1600m 外回り雨/不良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（15戦2勝）。18頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く11着に敗れた。

6月6日、中1週で迎えた31戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

7月18日、中5週で迎えた32戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は和田竜二騎手（16戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

6歳（2011年）

1月29日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた33戦目は、大野拓弥騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では伸びあぐねて13着に敗れた。

2月14日、中1週で迎えた34戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（小倉芝2600m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では脚が上がってしまい15着に終わった。