フルスロットル（2011年生、母キタサンキャンドル）

Full Throttle

2011.03.26

フルスロットル（2011年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のアルカセット（当時11歳）と交配したキタサンキャンドルが11歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山野牧場。戦績は、地方13戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2013年の2歳。

経歴

デビュー前

原孝明厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

5月22日、デビュー戦は坂下秀樹騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は452kg。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚が冴えず5着に終わった。

7月24日、中8週で迎えた2戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で坂下秀樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では全く伸びず12着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で坂下秀樹騎手（2戦0勝）。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は4戦連続で坂下秀樹騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るクラデジャブーを次元の違う末脚でクビ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

9月5日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で坂下秀樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり3着に敗れた。

10月3日、中3週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で坂下秀樹騎手（5戦1勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で坂下秀樹騎手（6戦1勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したイリマレイを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

11月7日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1700m 雨/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で坂下秀樹騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さでしぶとく脚を伸ばしたが、勝ったダテオトコに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月27日、中6週で迎えた9戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1500m 内回り 雨/重）に出走。13頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るオランペンデクを上がり3位タイの末脚でクビ差だけ差し切って雨中の混戦を制した。

3歳（2014年）

5月16日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた10戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

6月26日、中5週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、勝ったバルドルに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

7月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦1勝）。13頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり6着に敗れた。

7月31日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は今野忠成騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。