ケリーズビューティ（2001年生、母ビューティークロス）

ケリーズビューティ（2001年4月16日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は青毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時16歳）と交配したビューティークロスが11歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は乾皆雄。戦績は、地方17戦4勝2着2回。主な勝ち鞍は2004年の3歳。

経歴

デビュー前

渡辺薫厩舎（船橋）へ入厩。

3歳（2004年）

5月28日、デビュー戦は石崎隆之騎手を鞍上に据えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り晴/良）に出走。馬体重は483kg。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のドラゴンクィーンに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月17日、中2週で迎えた2戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1400m 内回り曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干速いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のエニシングゴーズに4馬身の差をつけて優勝

10月8日、約4か月の休養明けで迎えた3戦目は、3歳（浦和ダート1400m 雨/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、スローペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は勢いを失って10着に敗れた。

10月25日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた4戦目は、3歳（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味のガッツで最後まで奮戦したが、勝ったユウコーサマーランに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4歳（2005年）

1月4日、中9週で迎えた5戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、やや厳しいペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。最後は勢いを失って13着に敗れた。

2月23日、中6週で迎えた6戦目は、4歳（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。14頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。

3月17日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（船橋ダート1500m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入り込んだ。

4月8日、中2週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた8戦目は、林幻騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

5月6日、中3週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた9戦目は、一般C3一イ（船橋ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で林幻騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月3日、中3週で迎えた10戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で林幻騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では長くいい脚を使ってゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月24日、中2週で迎えた11戦目は、一般C2五ア（船橋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で林幻騎手（3戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では目立つような脚を使えず6着に敗れた。

7月25日、中3週で馬体重を前走から19kg減らして迎えた12戦目は、一般C3二ア（船橋ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で林幻騎手（4戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり1位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に終わった。

8月25日、中3週で迎えた13戦目は、一般C3二イ（船橋ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で林幻騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、平均ペースで集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を爆発させて、最後は2着のノーステイヤーに1馬身半の差をつけて3勝目を手に入れた。

9月23日、中3週で迎えた14戦目は、一般C2三（船橋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で林幻騎手（6戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

11月11日、中6週で迎えた15戦目は、一般C2八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で林幻騎手（7戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2四アイ（船橋ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で林幻騎手（8戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線に入ると、前で粘るオーペルマを途轍もない末脚で半馬身差し切って4勝目をつかんだ。

12月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C2二（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で林幻騎手（9戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、抜け出したテシオにハナ差届かず2着となった。