ムーンクライリング（2017年生、母ケージーカンザクラ）

Moon Cry Ring

2017.03.21

ムーンクライリング（2017年3月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターリングローズ（当時20歳）と交配したケージーカンザクラが12歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道幌泉郡えりも町、生産者は寺井 文秀。主な勝ち鞍は2020年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、吉橋興生から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、東京都馬主会寶寄山拓樹によって1,080万円で落札された。

鈴木啓之厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2019年）

12月26日、デビュー戦は笹川翼騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。馬体重は520kg。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、スローペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って5着に敗れた。

3歳（2020年）

1月20日、中3週で迎えた2戦目は、3歳戦のTCKオープニング賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で笹川翼騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったプログレッシブに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

2月4日、中1週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で笹川翼騎手（2戦0勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではもうワンパンチ足りず、5着に終わった。

2月25日、中2週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では猛烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のミユキテンカヲトルを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

3月17日、中2週で迎えた5戦目は、真島大輔騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた6戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり12着に敗れた。

5月1日、中2週で迎えた7戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は真島大輔騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず6着に敗れた。

6月4日、中4週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で真島大輔騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚がパッとせず8着に敗れた。

2021年9月16日付で地方競馬の競走馬登録を抹消した。