カッチュッコ（2020年生、母Livorno）

Cacciucco

2020.01.31

カッチュッコ（2020年1月31日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牝馬。馬名の意味は「リヴォルノの郷土料理名」。毛色は栗毛。種牡馬のNyquist（当時7歳）と交配したLivornoが5歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地5戦0勝、地方3戦1勝。主な勝ち鞍は2024年の一般C28。

経歴

デビュー前

吉村圭司厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月30日、デビュー戦は岩田望来騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は522kg。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、ゆったりとしたペースで馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場なく5着に敗れた。

11月26日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田望来騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうワンパンチ足りず、3着に終わった。

12月18日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩田望来騎手（2戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、かなり遅いペースでレースを進める。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

3歳（2023年）

1月7日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中京ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で岩田望来騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい13着に敗れた。

8月26日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず7着に終わった。

2023年9月6日付で中央競馬の競走馬登録を抹消した。

10月4日、中5週で迎えた6戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般C17（名古屋ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見せ場なく8着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた7戦目は、一般C19（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今井貴大騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は減速してしまい11着に敗れた。

4歳（2024年）

1月15日、約3か月の間隔を開けて迎えた8戦目は、一般C28（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で今井貴大騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のカフジクロストリに1馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。