エアセレナーデ（2005年生、母ソプランマンボ）

エアセレナーデ（2005年4月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋ムーンライトセレナーデより」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時13歳）と交配したソプランマンボが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

6歳のとき、社台ファームから「ジェイエス繁殖馬セールサラブレッド繁殖牝馬」に上場され、山際辰夫によって157.5万円で落札された。

奥平雅士厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

5月25日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京ダート1300m 小雨/不良）に出走。馬体重は498kg。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に敗れた。

7月27日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸び脚で猛進したが、トランスワープに半馬身交わされて2着となった。

8月9日、中1週で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。15頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。