リュウノキャンドル（2008年生、母レトロスタイル）

リュウノキャンドル（2008年5月16日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のプリサイスエンド（当時11歳）と交配したレトロスタイルが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）大塚牧場。戦績は、地方19戦5勝2着2回。2010年の岩手山特別で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

国信満厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2010年）

7月22日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。8頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先陣を切る形となり、で一団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず4着に沈んだ。

8月10日、中2週で迎えた2戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のルーキーチャレンジ（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

8月18日、連闘で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

9月9日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で五十嵐冬樹騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ形となり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で五十嵐冬樹騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では我慢強くタフに走り抜いたが、勝ったオフィシャルシティにねじ伏せられて半馬身差の2着となった。

9月30日、連闘で迎えた6戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンの岩手山特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では終いが甘くなり、3着に終わった。

10月19日、中2週で迎えた7戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

10月28日、連闘で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳戦のアタックチャレンジ（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は五十嵐冬樹騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るハナコトバをクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

3歳（2011年）

1月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線では圧倒的な末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のハセノキタオーをアタマ差振り切って1着ゴールを果たした。

2月25日、中5週で迎えた10戦目は、牝馬限定3歳戦の紅梅賞（船橋ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るピールを次元の違う末脚でハナ差だけ差し切って3勝目をゲットした。

4月25日、中7週で迎えた11戦目は、3歳戦の若葉特別（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で森泰斗騎手（2戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったシーキングザラヴに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

5月12日、中1週で迎えた12戦目は、山田信大騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳S1の東京プリンセス賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

5月30日、中2週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の日高賞（盛岡ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は森泰斗騎手（3戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、4着に終わった。

7月23日、中7週で迎えた14戦目は、菅原俊吏騎手を鞍上に迎えて、3歳B1（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、次元の違う末脚を炸裂させて、最後は2着のリュウノフラッシュに1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

8月7日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のサファイア賞（盛岡芝2400m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で菅原俊吏騎手（1戦1勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

8月20日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦の全国犬ぞりフェスティバルレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原俊吏騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヤマトスバルを次元の違う末脚で交わし去り、最後は2馬身半の差をつけて5勝目を手中に収めた。

9月12日、中2週で迎えた17戦目は、地方重賞の青藍賞（盛岡ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原俊吏騎手（3戦2勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず8着に終わった。

10月24日、中5週で迎えた18戦目は、3歳地方重賞の不来方賞（盛岡ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原俊吏騎手（4戦2勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に敗れた。

11月21日、中3週で迎えた19戦目は、3歳地方重賞のダービーグランプリ（盛岡ダート2000m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で菅原俊吏騎手（5戦2勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず11着に終わった。