キューティクル（2012年生、母マジックシアター）
Cuticle
2012.04.15
キューティクル（2012年4月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時27歳）と交配したマジックシアターが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。主な勝ち鞍は2015年の3歳。
経歴
デビュー前
中村護厩舎（大井）へ入厩。
3歳（2015年）
10月12日、デビュー戦は早田功駿騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は477kg。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。
11月2日、中2週で迎えた2戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴァンを驚異的な末脚で交わし去り、最後は1馬身3/4の差をつけて初白星を挙げた。
11月25日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（1戦1勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。
4歳（2016年）
1月11日、中6週で迎えた4戦目は、4歳C3（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（2戦1勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。
2月8日、中3週で迎えた5戦目は、一般C3十二十三十四（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（3戦1勝）。15頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく12着に終わった。
2月22日、中1週で迎えた6戦目は、一般C3十四十五（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（4戦1勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま全身全霊の粘りで持ち堪えて、最後は2着のリディアに1馬身の差をつけて2勝目を奪取した。
3月18日、中3週で迎えた7戦目は、一般C3二三四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（5戦2勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に敗れた。
4月7日、中2週で迎えた8戦目は、一般C3四五六（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（6戦2勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが鈍く12着に終わった。
4月21日、中1週で迎えた9戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（7戦2勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では余力が残っておらず13着に終わった。
5月19日、中3週で迎えた10戦目は、千田洋騎手を鞍上に迎えて、一般C3四五（大井ダート1600m 内回り 晴/稍重）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に終わった。
6月9日、中2週で迎えた11戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。
6月30日、中2週で迎えた12戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（8戦2勝）。14頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。
7月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3九十（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（9戦2勝）。13頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のディープフォレストに1馬身半の差をつけて3勝目を獲得した。
8月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（10戦3勝）。11頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では強烈な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のツキノアカリを半馬身振り切って優勝
8月17日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2十三十四十五（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（11戦4勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。
9月2日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六七（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（12戦4勝）。15頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に敗れた。
9月21日、中2週で迎えた17戦目は、一般C2七八（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（13戦4勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に敗れた。
10月12日、中2週で迎えた18戦目は、新宿つつじ賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（14戦4勝）。13頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。
10月26日、中1週で迎えた19戦目は、野方賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で石崎隆之騎手（15戦4勝）。14頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を繰り出したが、5着に終わった。
11月16日、中2週で迎えた20戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は9戦連続で石崎隆之騎手（16戦4勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では力感溢れる脚運びでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
11月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2十十一十二（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で石崎隆之騎手（17戦4勝）。14頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。
12月28日、中3週で迎えた22戦目は、一般C2九十（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で石崎隆之騎手（18戦4勝）。13頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず13着に敗れた。
5歳（2017年）
1月27日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2十一十二（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で石崎隆之騎手（19戦4勝）。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り12着に敗れた。
3月10日、中5週で迎えた24戦目は、一般C2十二十三十四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で石崎隆之騎手（20戦4勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。
6月30日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた25戦目は、瀬川将輝騎手を鞍上に迎えて、一般C2九十（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず12着に終わった。
7月13日、中1週で迎えた26戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（21戦4勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには加われず11着に終わった。
7月28日、中1週で迎えた27戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（22戦4勝）。15頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず13着に終わった。
8月14日、中1週で迎えた28戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（23戦4勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に敗れた。
8月31日、中1週で迎えた29戦目は、一般C3三四（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（24戦4勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。
9月12日、中1週で迎えた30戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で石崎隆之騎手（25戦4勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目覚ましい伸び脚で急追したが、抜け出したオーロシスネを差し切れず、2馬身半差の2着となった。
10月4日、中2週で迎えた31戦目は、伊勢崎は毎日競馬三昧賞（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で石崎隆之騎手（26戦4勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい9着に敗れた。
11月1日、中3週で迎えた32戦目は、住めば、北区東京。賞（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で石崎隆之騎手（27戦4勝）。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で追い上げたが、勝ったトーキョーキッドに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。
11月16日、中1週で迎えた33戦目は、御神本訓史騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二三（大井ダート1200m 晴/良）に出走。14頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい12着に敗れた。
11月30日、中1週で迎えた34戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず7着に敗れた。
12月29日、中3週で迎えた35戦目は、ラピスラズリ賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に終わった。
6歳（2018年）
1月25日、中3週で迎えた36戦目は、一般C3五六（大井ダート1500m 内回り 晴/重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（28戦4勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。
2月22日、中3週で迎えた37戦目は、一般C3五六（大井ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で石崎隆之騎手（29戦4勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚がパッとせず13着に敗れた。
3月6日、中1週で迎えた38戦目は、一般C3五六七（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で石崎隆之騎手（30戦4勝）。16頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では驚異的な末脚を弾けさせて前にいた11頭をごぼう抜きし、最後は2着のハヤカゼに1馬身半の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
4月19日、中5週で迎えた39戦目は、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で石崎隆之騎手（31戦5勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。
5月24日、中4週で迎えた40戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、一般C3三四（大井ダート1200m 晴/重）に出走。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に敗れた。