ショウナンラピダス（2021年生、母シーヴ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、ノーザンレーシングから「セレクトセールサラブレッド1歳」に上場され、国本哲秀によって2億4,200万円で落札された。

国枝栄厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

10月28日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー東京（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。13頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて前にいた9頭を次々と抜き去り、最後は2着のキトゥンヒールに1馬身1/4の差をつけて初白星を挙げた。

12月2日、中4週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスの葉牡丹賞（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で戸崎圭太騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場なく7着に敗れた。

3歳（2024年）

2月18日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で戸崎圭太騎手（2戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

3月16日、中3週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で戸崎圭太騎手（3戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

12月28日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で戸崎圭太騎手（4戦1勝）。16頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では切れる脚を使えず15着に敗れた。

4歳（2025年）

2月1日、中4週で迎えた6戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。16頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを切り、緩いペースで集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐいぐいと末脚を伸ばして、最後は2着のフォルラニーニをクビ差振り切って2勝目をマークした。

2月22日、中2週で迎えた7戦目は、藤岡佑介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上2勝クラス（東京芝1800m 曇/良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るラーンザロープスを途轍もない末脚で3/4馬身差し切って勝利を手中に収めた。

5月4日、中9週で迎えた8戦目は、4歳以上3勝クラスの府中ステークス（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は三浦皇成騎手（1戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上3勝クラスのむらさき賞（東京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で三浦皇成騎手（2戦1勝）。18頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、伸びてきたメリオーレム決め手に屈してクビ差の2着に惜敗した。

10月19日、約4か月半の休養明けで迎えた10戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスの甲斐路ステークス（東京芝1800m 小雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で三浦皇成騎手（3戦1勝）。18頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

11月16日、中3週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で3歳以上3勝クラスのドンカスターカップ（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は戸崎圭太騎手（5戦1勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。