セントアキナ（1984年生、母サクラフラワー）

Saint Akina

1984.03.29

セントアキナ（1984年3月29日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のダイコーター（当時22歳）と交配したサクラフラワーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道勇払郡鵡川町、生産者は（株）西山牧場。戦績は、中央平地8戦1勝。主な勝ち鞍は1987年の4歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1987年）

4月5日、デビュー戦は杉浦宏昭騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は464kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天資の勝負根性でゴールまで力戦し、3着に入った。

4月19日、中1週で迎えた2戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳未出走（中山ダート1200m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。16頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天与の敢闘精神で諦めることなく走り切ったが、4着に終わった。

5月24日、中4週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ハナを奪い、少し速いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

11月7日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた4戦目は、関口睦介騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを取り切り、ややハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

11月15日、連闘で馬体重を前走から6kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で関口睦介騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、少々速いペースで一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るクロティーラを自慢の末脚で半馬身差し切って初勝利を挙げた。

4歳（1988年）

1月16日、中8週で迎えた6戦目は、牝馬限定の5歳以上400万下（中山ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は古川寛和騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚にキレが無く14着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた7戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で古川寛和騎手（3戦0勝）。14頭立ての10番人気で大外14番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい13着に終わった。

2月29日、中1週で迎えた8戦目は、5歳以上400万下（東京ダート1600m 曇/不良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で古川寛和騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が衰えて10着に終わった。