ヤマニンアストロン（2021年生、母ヤマニンアタシャン）

ヤマニンアストロン（2021年3月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+星(古代ギリシャ語)」。毛色は青鹿毛。種牡馬のディーマジェスティ（当時8歳）と交配したヤマニンアタシャンが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は錦岡牧場。主な勝ち鞍は2023年の2歳新馬。

経歴

デビュー前

石橋守厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2023年）

11月25日、デビュー戦は角田大河騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のグローブアマランスに2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2024年）

1月27日、中8週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた2戦目は、3歳1勝クラスの白梅賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で角田大河騎手（1戦1勝）。6頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く3着に終わった。

2月17日、中2週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた3戦目は、3歳1勝クラス（京都芝1400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で角田大河騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、伸びてきたナムラアトム決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

3月10日、中2週で迎えた4戦目は、3歳1勝クラス（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で角田大河騎手（3戦1勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

6月9日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた5戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で角田大河騎手（4戦1勝）。13頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

6月23日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた6戦目は、3歳以上1勝クラス（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で角田大河騎手（5戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のハートホイップを3/4馬身振り切って2勝目を獲得した。

7月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳以上2勝クラスの湯の川温泉特別（函館芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で角田大河騎手（6戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではいいところがなく8着に敗れた。

8月4日、中2週で迎えた8戦目は、浜中俊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの札幌スポニチ賞（札幌芝1200m 曇/稍重）に56kgの斤量を背負って出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では速い脚を使えず14着に敗れた。