サテライトジュニア（1998年生、母サテライトナイン）

サテライトジュニア（1998年5月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のスターオブコジーン（当時10歳）と交配したサテライトナインが5歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は新井昭二。戦績は、中央平地19戦1勝2着1回、地方20戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

田子冬樹厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2000年）

7月23日、デビュー戦は土谷智紀騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は432kg。16頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では最後まで息が続かず14着に終わった。

9月2日、中5週で迎えた2戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1000m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず12着に終わった。

9月24日、中2週で迎えた3戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/不良）に出走。13頭立ての13番人気で大外13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。

10月15日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（東京ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で13番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村田一誠騎手（2戦0勝）。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では非凡な末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

11月18日、中2週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村田一誠騎手（3戦0勝）。13頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

12月9日、中2週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、5着に入り込んだ。

12月23日、中1週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（2戦0勝）。16頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

3歳（2001年）

1月14日、中2週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず9着に終わった。

2月4日、中2週で迎えた10戦目は、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（4戦0勝）。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では矢のように疾駆したが、抜け出したマイネルシュトルツにクビ差届かず2着となった。

2月24日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（5戦0勝）。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出し、4着に入った。

3月11日、中1週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で土谷智紀騎手（6戦0勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線に入ると、前で粘るデモリションマンを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初勝利を挙げた。

3月31日、中2週で迎えた13戦目は、3歳500万下の山吹賞（中山芝2200m 外回り雪/不良）に出走。鞍上は7戦連続で土谷智紀騎手（7戦1勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く11着に終わった。

4月28日、中3週で迎えた14戦目は、3歳500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村田一誠騎手（4戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい11着に終わった。

5月20日、中2週で迎えた15戦目は、3歳500万下の牡丹賞（東京芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は土谷智紀騎手（8戦1勝）。14頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では全く伸びず14着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた16戦目は、3歳500万下の桐花賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で土谷智紀騎手（9戦1勝）。18頭立ての18番人気で大外18番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始17番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず16着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた17戦目は、3歳500万下のべにばな賞（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で土谷智紀騎手（10戦1勝）。12頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

7月14日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上500万下（新潟ダート1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で土谷智紀騎手（11戦1勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら12番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり12着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上500万下の笹山特別（新潟芝2000m 外回り晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は5戦連続で土谷智紀騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に終わった。

10月15日、中9週で迎えた20戦目は、秋田実騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の東金特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。13頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

11月16日、中4週で迎えた21戦目は、初冬特別（川崎ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で秋田実騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、非常に遅いペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り12着に終わった。

11月22日、連闘で迎えた22戦目は、ハンデ戦の晩秋特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で秋田実騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。

12月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1二（浦和ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で秋田実騎手（3戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。

12月21日、中1週で迎えた24戦目は、トルコ石特別（船橋ダート1600m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で秋田実騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4歳（2002年）

1月1日、中1週で迎えた25戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C1三ア（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず7着に終わった。

2月28日、中7週で馬体重を前走から17kg増やして迎えた26戦目は、一般C1二（船橋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は秋田実騎手（5戦0勝）。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず12着に終わった。

3月28日、中3週で迎えた27戦目は、桑島孝春騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（船橋ダート1600m 晴/重）に出走。14頭立ての13番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、5着に入り込んだ。

4月19日、中2週で迎えた28戦目は、花吹雪特別（船橋ダート2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑島孝春騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり5着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた29戦目は、春光特別（川崎ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で桑島孝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月22日、中2週で迎えた30戦目は、夏木立特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で桑島孝春騎手（3戦0勝）。12頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

6月13日、中2週で迎えた31戦目は、ハンデ戦の初夏特別（船橋ダート1700m 雨/重）に出走。鞍上は5戦連続で桑島孝春騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

7月1日、中2週で迎えた32戦目は、ルビー特別（船橋ダート2000m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で桑島孝春騎手（5戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露し、3着に入った。

7月17日、中1週で迎えた33戦目は、涼風特別（船橋ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で桑島孝春騎手（6戦0勝）。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が冴えず7着に敗れた。

8月8日、中2週で迎えた34戦目は、つる座特別（大井ダート1690m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で桑島孝春騎手（7戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では決め手に欠いて7着に敗れた。

8月30日、中2週で迎えた35戦目は、海原特別（船橋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で桑島孝春騎手（8戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

9月19日、中2週で迎えた36戦目は、白露特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で桑島孝春騎手（9戦0勝）。13頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた37戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、東金特別（船橋ダート2000m 曇/良）に出走。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。最後はバテてしまい11着に敗れた。

11月7日、中4週で迎えた38戦目は、白田日出夫騎手を鞍上に迎えて、晩秋特別（船橋ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

12月4日、中3週で迎えた39戦目は、一般C1三イ（船橋ダート1600m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で白田日出夫騎手（1戦0勝）。14頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり9着に終わった。