アメリカンリヴァー（2000年生、母シラオキシャルマン）

アメリカンリヴァー（2000年4月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「１８４９年『ゴールドラッシュ』の舞台となったサンフランシスコの川」。毛色は鹿毛。種牡馬のフォーティナイナー（当時15歳）と交配したシラオキシャルマンが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地17戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

サンデーサラブレッドクラブにて総額1,600万円（40万×40口）で一口馬主が募集された。

音無秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2002年）

6月15日、デビュー戦は河内洋騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は402kg。16頭立ての6番人気で14番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に敗れた。

6月29日、中1週で迎えた2戦目は、難波剛健騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（阪神ダート1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

7月20日、中2週で迎えた3戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では切れる脚を使えず6着に終わった。

8月4日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた5戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（新潟芝1000m 曇/良）に出走。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3歳（2003年）

1月26日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に敗れた。

2月1日、連闘で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

2月23日、中2週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で幸英明騎手（4戦0勝）。15頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月16日、中2週で迎えた9戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したアナステーシアにクビ差届かず2着に惜敗した。

3月30日、中1週で迎えた10戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

4月20日、中2週で迎えた11戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 雨/重）に出走。鞍上は幸英明騎手（5戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は生野賢一騎手（1戦0勝）。15頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出したが、5着に終わった。

6月29日、中6週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリードマンパワーにアタマ差届かず2着に惜敗した。

7月19日、中2週で迎えた14戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は幸英明騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて大外14番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた15戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は秋山真一郎騎手（2戦0勝）。18頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では末脚が振るわず14着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた16戦目は、3歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（3戦0勝）。18頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き12着に敗れた。

9月21日、中4週で迎えた17戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は幸英明騎手（7戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、5着に終わった。