フリークトーク（2006年生、母シルクオリンピア）

フリークトーク（2006年3月22日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋話」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラプレジデント（当時6歳）と交配したシルクオリンピアが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は宝寄山忠則。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回、地方12戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2009年の3歳以上C2(牝)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、宝寄山忠則から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。同年、宝寄山忠則から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、吉永清美によって189万円で落札された。

大竹正博厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2009年）

5月10日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は404kg。18頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には食い込めず7着に敗れた。

6月27日、中6週で馬体重を前走から20kg増やして迎えた2戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい10着に敗れた。

8月8日、中5週で迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1200m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。15頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月21日、中5週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したオーセロワに半馬身届かず2着となった。

10月20日、中3週で迎えた5戦目は、上村勇人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったハツノボリに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳以上C2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で上村勇人騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させて、最後は2着のオールブランニューを3/4馬身振り切って初勝利を挙げた。

12月8日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で上村勇人騎手（2戦1勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端をきる形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではシャープな伸び脚で驀進したが、ホクセツポイントにクビ差交わされて2着に甘んじた。

12月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で上村勇人騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず9着に敗れた。

4歳（2010年）

1月19日、中3週で迎えた9戦目は、4歳以上C1二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で上村勇人騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい11着に敗れた。

2月26日、中4週で迎えた10戦目は、花本正三騎手を鞍上に迎えて、一般B8（笠松ダート1600m 雨/重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に末脚を伸ばして、最後は2着のトミノペガサスを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

3月4日、連闘で迎えた11戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で花本正三騎手（1戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。

3月8日、連闘で迎えた12戦目は、島崎和也騎手を鞍上に迎えて、たんぽぽ特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、で集団を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚を失くしてしまい9着に終わった。

4月2日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた13戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、祝!山口竜一2700勝記念（笠松ダート1400m 曇/不良）に出走。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に敗れた。

4月27日、中3週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた14戦目は、一般B7（笠松ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず10着に終わった。

5月5日、連闘で馬体重を前走からさらに12kg減らして迎えた15戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般B9（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始8番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた16戦目は、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤原幹生騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。