ジェイケイローレル（2005年生、母ジェイケイゴールド）

ジェイケイローレル（2005年5月3日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栃栗毛。種牡馬のサクラローレル（当時14歳）と交配したジェイケイゴールドが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤川ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方3戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

二本柳俊一厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

8月26日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（新潟芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は474kg。18頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

10月13日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で二本柳壮騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

11月18日、中4週で迎えた4戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではいい脚を見せられず5着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は二本柳壮騎手（3戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

3歳（2008年）

1月12日、中5週で迎えた6戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天賦の闘志でゴールまで勇戦し、5着に入り込んだ。

2月11日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、佐藤聖也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/不良）に51kgの軽斤量で出走。14頭立ての7番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して4番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

8月16日、約6か月の休養明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた8戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/重）に出走。13頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に終わった。

9月6日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた9戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

10月15日、中5週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた10戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったマイシルバースターを半馬身捉え切れず2着となった。

12月16日、中8週で馬体重を前走からさらに13kg増やして迎えた11戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で繁田健一騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

12月22日、連闘で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、秋元耕成騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。