マルブツダンディ（2002年生、母アローアゲイン）

マルブツダンディ（2002年3月22日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋紳士」。毛色は栗毛。種牡馬のダンスインザダーク（当時9歳）と交配したアローアゲインが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地11戦1勝。主な勝ち鞍は2005年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、社台ファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、大沢毅によって3,885万円で落札された。

瀬戸口勉厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2004年）

10月17日、デビュー戦は川原正一騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。14頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。

10月31日、中1週で迎えた2戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。14頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に終わった。

11月14日、中1週で迎えた3戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、6着に終わった。

12月4日、中2週で迎えた4戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝2000m 曇/良）に出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた5戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に敗れた。

3歳（2005年）

1月23日、中3週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（小倉芝2000m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上はC.ルメール騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルアットーレを上がり3位の末脚でクビ差だけ差し切って未勝利戦を制した。

2月12日、中2週で迎えた7戦目は、3歳500万下のあすなろ賞（小倉芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続でC.ルメール騎手（2戦1勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた8戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（阪神芝2000m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚がパッとせず9着に終わった。

3月20日、中1週で迎えた9戦目は、松田大作騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下のフリージア賞（中京芝2000m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず11着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた10戦目は、3歳500万下（阪神芝2500m 曇/良）に出走。鞍上はM.デムーロ騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず6着に終わった。

4月23日、中2週で迎えた11戦目は、3歳500万下のムーニーバレーレーシングクラブ賞（京都芝2400m 外回り晴/良）に出走。鞍上は池添謙一騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では末脚が冴えず8着に終わった。