シュタインプリンツ（1990年生、母シュタインローズ）

シュタインプリンツ（1990年3月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のギャロップダイナ（当時10歳）と交配したシュタインローズが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地15戦0勝、地方18戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1994年の一般C3ハ。

経歴

デビュー前

秋山史郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1992年）

11月8日、デビュー戦は武藤善則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は504kg。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に終わった。

11月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で武藤善則騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい4着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中山芝2000m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で武藤善則騎手（2戦0勝）。14頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚が残っておらず12着に敗れた。

12月27日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で武藤善則騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では鋭い脚を使えず15着に終わった。

3歳（1993年）

2月6日、中5週で迎えた5戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

3月7日、中3週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた8戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大塚栄三郎騎手（3戦0勝）。16頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に敗れた。

5月30日、中6週で迎えた9戦目は、横田吉光騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。16頭立ての9番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

8月21日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/不良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で水野貴広騎手（1戦0勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では目立つような脚を使えず6着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で水野貴広騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

10月23日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で水野貴広騎手（3戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

11月13日、中2週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた14戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で水野貴広騎手（4戦0勝）。14頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

11月21日、連闘で迎えた15戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 雨/稍重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は6戦連続で水野貴広騎手（5戦0勝）。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを9番手で通過。直線ではキレのある末脚を披露し、3着に入り込んだ。

4歳（1994年）

1月5日、中5週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた16戦目は、鈴木正騎手を鞍上に迎えて、一般C3ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のドウカンワイドオーに1馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

5月21日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg増やして迎えた17戦目は、小野三夫騎手を鞍上に迎えて、一般C4ニ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

5月31日、中0週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた18戦目は、夕顔特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。

6月30日、中3週で迎えた19戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。6着に敗れた。

11月22日、約5か月の休養明けで迎えた20戦目は、一般C5チ（足利ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は小野三夫騎手（2戦0勝）。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月5日、中1週で迎えた21戦目は、一般C5ト（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1995年）

2月5日、中8週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた22戦目は、山口竜一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ト（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

2月18日、中1週で迎えた23戦目は、一般C5チ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は早川順一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた24戦目は、一般C5ト（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で早川順一騎手（2戦0勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のカミノワッスルに5馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。

3月21日、中2週で迎えた25戦目は、一般C5ニ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月3日、中1週で迎えた26戦目は、一般C5ホ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は山口竜一騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、勝ったマジックスマイルから3/4馬身差の2着に敗北した。

4月20日、中1週で迎えた27戦目は、一般C5ハ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山口竜一騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般C5ロ（宇都宮ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で山口竜一騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。8着に敗れた。

5月18日、中1週で迎えた29戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は小野三夫騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月1日、中1週で迎えた30戦目は、一般C5イ（足利ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野三夫騎手（6戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったロロラビットからクビ差の2着となった。

6月8日、連闘で迎えた31戦目は、一般C4ホ C5イ（足利ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で小野三夫騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

7月11日、中4週で迎えた32戦目は、一般C5（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で小野三夫騎手（8戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。9着に敗れた。

7月26日、中1週で迎えた33戦目は、大木義一騎手を鞍上に迎えて、一般C5（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。7着に終わった。