スプリングタイド（2004年生、母スプリングコレッタ）

スプリングタイド（2004年4月27日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋大潮」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のティンバーカントリー（当時12歳）と交配したスプリングコレッタが5歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道様似郡様似町、生産者は（有）様似共栄牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方17戦3勝2着2回。主な勝ち鞍は2007年の3歳C3。

経歴

デビュー前

和田正道厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2006年）

7月9日、デビュー戦は秋山真一郎騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は442kg。13頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

8月12日、中4週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（札幌芝1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で秋山真一郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて8着に終わった。

9月23日、中5週で迎えた3戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

11月19日、中7週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では見所を作れず16着に終わった。

3歳（2007年）

1月8日、中6週で迎えた5戦目は、阿部英俊騎手を鞍上に迎えて、3歳C3（水沢ダート850m 小雪/不良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のカヌマシーロに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3月24日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から11kg増やして迎えた6戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では詰めが甘くなり、3着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた7戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したサンレイを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

4月23日、連闘で迎えた8戦目は、3歳C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（2戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイナズマスキャターを上がり0位の末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて断然の支持に応えた。

5月6日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B3（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（3戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。

6月18日、中5週で迎えた10戦目は、3歳B3（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（4戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したカヌマポリッシュを捕まえ切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

8月27日、中9週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、3歳B3（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

9月23日、中3週で迎えた12戦目は、一般C3三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は菅原勲騎手（5戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に敗れた。

10月1日、連闘で迎えた13戦目は、一般C3四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（6戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

10月15日、中1週で迎えた14戦目は、一般C3四（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で菅原勲騎手（7戦1勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず4着に敗れた。

10月22日、連闘で迎えた15戦目は、一般C3二（盛岡ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で菅原勲騎手（8戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るジュンプウブライトを上がり0位の末脚で半馬身差し切って3勝目を奪取した。

10月29日、連闘で迎えた16戦目は、一般C3一（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で菅原勲騎手（9戦2勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

11月12日、中1週で迎えた17戦目は、一般C3一（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で菅原勲騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず5着に敗れた。

11月17日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2七（水沢ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で菅原勲騎手（11戦2勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

4歳（2008年）

1月3日、中6週で迎えた19戦目は、岩城方元騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

1月30日、中3週で迎えた20戦目は、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩城方元騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では今一つ伸び切れず9着に終わった。

2月26日、中3週で迎えた21戦目は、4歳（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で岩城方元騎手（2戦0勝）。11頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に終わった。