グランノワール（2000年生、母キタノエキスプレス）

グランノワール（2000年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「大きい＋黒（仏）（馬主名『大野』と『黒岩』より）」。毛色は鹿毛。種牡馬のライブリーワン（当時15歳）と交配したキタノエキスプレスが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は白井牧場。戦績は、中央平地4戦0勝2着1回。

経歴

デビュー前

河野通文厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2003年）

1月11日、デビュー戦はD.バルジュー騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は490kg。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が続かず、5着に終わった。

1月19日、連闘で迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（中山芝1800m 小雨/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて13着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた3戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったホシノベッカムに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

3月1日、中1週で迎えた4戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。16頭立ての圧倒的1番人気に推されて14番ゲートからスタート。競走中止となった。