ピックミーアップ（2013年生、母ダイナマイトボディ）

ピックミーアップ（2013年5月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のヴァーミリアン（当時11歳）と交配したダイナマイトボディが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）畠山牧場。戦績は、地方20戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2017年の一般C3八九十。

経歴

デビュー前

1歳のとき、畠山牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、Y.Y.BloodStockによって324万円で落札された。

田中淳司厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2015年）

7月9日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

8月20日、中5週で迎えた2戦目は、服部茂史騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1700m 曇/重）に出走。6頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

9月10日、中2週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で服部茂史騎手（1戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したシーザドナルドを捕まえ切れず、半馬身差の2着に敗北した。

9月24日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で服部茂史騎手（2戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は一杯になって5着に敗れた。

10月14日、中2週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で服部茂史騎手（3戦0勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。逃げる形となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

11月7日、中2週で迎えた6戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、2歳B2（盛岡ダート1400m 曇/良）に出走。6頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るヴァンクルを鮮やかな末脚でアタマ差だけ差し切って初勝利を挙げた。

11月30日、中2週で迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/重）に出走。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったツネオーにねじ伏せられて2馬身半差の2着となった。

12月13日、中1週で迎えた8戦目は、2歳B1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は高松亮騎手（1戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

3歳（2016年）

3月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた9戦目は、伊藤裕人騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、4着に終わった。

3月29日、中3週で迎えた10戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤裕人騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に敗れた。

11月2日、約7か月半の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた11戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

11月10日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したファラオを差し切れず、2馬身差の2着となった。

12月14日、中4週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた13戦目は、3歳（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に終わった。

4歳（2017年）

1月3日、中2週で迎えた14戦目は、一般C3八九十（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のユーキャンゴーゴーを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

2月3日、中3週で迎えた15戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2十一十二（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく7着に終わった。

3月3日、中3週で迎えた16戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

4月6日、中4週で迎えた17戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般C2十十一十二（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

5月19日、中5週で迎えた18戦目は、田中憲二退職記念☆競馬人生折り返し杯（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

6月14日、中3週で迎えた19戦目は、一般C2九十十一（川崎ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず7着に終わった。

7月5日、中2週で馬体重を前走から18kg減らして迎えた20戦目は、一般C3四五（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で保園翔也騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではいいところがなく9着に敗れた。