イソカゼ（1991年生、母ウエデイングダンス）

イソカゼ（1991年4月26日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のクリスタルグリツターズ（当時11歳）と交配したウエデイングダンスが8歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道二海郡八雲町、生産者は山崎牧場。戦績は、中央平地18戦1勝、地方12戦0勝。主な勝ち鞍は1995年の両津湾特別(500万下)。

経歴

デビュー前

柄崎義信厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1994年）

11月19日、デビュー戦は亀山泰延騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。馬体重は476kg。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

11月26日、連闘で迎えた2戦目は、菊沢隆仁騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月10日、中1週で迎えた3戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆仁騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く8着に敗れた。

4歳（1995年）

2月5日、中7週で迎えた4戦目は、小林久晃騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。13頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく7着に終わった。

2月12日、連闘で迎えた5戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 雨/稍重）に出走。鞍上は菊沢隆仁騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。

3月12日、中3週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、3着を確保した。

3月25日、中1週で迎えた7戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1000m 小雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた8戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で菊沢隆徳騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた9戦目は、5歳以上500万下（福島ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で菊沢隆徳騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

6月17日、中4週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で菊沢隆徳騎手（4戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びを欠き6着に終わった。

7月2日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊沢隆徳騎手（5戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには参加できず6着に終わった。

7月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で菊沢隆徳騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月27日、中5週で迎えた13戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の中ノ岳特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始6番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

10月7日、中5週で迎えた14戦目は、4歳以上500万下の新津特別（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（7戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず6着に終わった。

10月28日、中2週で迎えた15戦目は、古川寛和騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下の両津湾特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では不屈のスロトングスピリットで渋太く粘り込んで先頭に立ち、最後は2着のシーサイドゴールドを半馬身振り切って待望の初白星を挙げた。

11月26日、中3週で迎えた16戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1000m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、4着に終わった。

5歳（1996年）

2月4日、中9週で迎えた17戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は菊沢隆徳騎手（8戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではゴールまでじわりじわりと伸び、3着に入った。

2月11日、連闘で迎えた18戦目は、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊沢隆徳騎手（9戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず8着に敗れた。

8月14日、約6か月の休養明けで迎えた19戦目は、工藤勉騎手を鞍上に迎えて、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月8日、中3週で迎えた20戦目は、野口眞一騎手を鞍上に迎えて、妙義山特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。5着に敗れた。

9月29日、中2週で迎えた21戦目は、ミルクカップ（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で野口眞一騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

10月12日、中1週で迎えた22戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野口眞一騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。5着に敗れた。

11月20日、中5週で迎えた23戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で野口眞一騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。

12月13日、中2週で迎えた24戦目は、甲州特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で野口眞一騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

6歳（1997年）

1月4日、中2週で迎えた25戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で野口眞一騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた26戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で野口眞一騎手（6戦0勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

2月8日、中2週で迎えた27戦目は、くろまつ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で野口眞一騎手（7戦0勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。5着に終わった。

3月3日、中2週で迎えた28戦目は、白根山特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で野口眞一騎手（8戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

3月16日、中1週で迎えた29戦目は、畜産杯（高崎ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は10戦連続で野口眞一騎手（9戦0勝）。8頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。

3月29日、中1週で迎えた30戦目は、三国峠特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で野口眞一騎手（10戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に敗れた。