ミスヤマビコ（1996年生、母ラツキーホーオン）

ミスヤマビコ（1996年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のビソウエルシド（当時11歳）と交配したラツキーホーオンが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は米田ファーム。戦績は、地方35戦7勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年のアラ系3歳。

経歴

デビュー前

鈴木良文厩舎（笠松）へ入厩。

2歳（1998年）

10月19日、デビュー戦は浜口楠彦騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は418kg。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では目立つような脚を使えず7着に敗れた。

11月6日、中2週で迎えた2戦目は、次井武史騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート800m 晴/良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のオタルパークを半馬身振り切って初勝利を挙げた。

11月27日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（1戦1勝）。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず7着に終わった。

12月18日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、アラ系3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で次井武史騎手（2戦1勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月30日、中1週で迎えた5戦目は、原洋順騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず7着に敗れた。

3歳（1999年）

1月27日、中3週で迎えた6戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は次井武史騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

2月9日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（4戦1勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

3月1日、中2週で迎えた8戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で次井武史騎手（5戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず7着に敗れた。

3月16日、中1週で迎えた9戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は原洋順騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。

4月8日、中2週で迎えた10戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は浜口楠彦騎手（1戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではスパッと切れる脚を使えず3着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた11戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は次井武史騎手（6戦1勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

5月20日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で次井武史騎手（7戦1勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に終わった。

6月8日、中2週で迎えた13戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で次井武史騎手（8戦1勝）。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

6月24日、中1週で迎えた14戦目は、アラ系4歳（笠松ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で次井武史騎手（9戦1勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず5着に終わった。

7月26日、中4週で迎えた15戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/重）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のモリノダンシングに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

8月1日、連闘で迎えた16戦目は、尾林幸彦騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のロマンスイセーに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

8月15日、中1週で迎えた17戦目は、アラ系一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったシゲタカエースから7馬身差の2着に敗北した。

9月18日、中4週で迎えた18戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。5着に敗れた。

10月3日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月10日、連闘で迎えた20戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。3着を確保した。

10月17日、連闘で迎えた21戦目は、3歳戦のアラブ優駿（中津ダート1760m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（4戦1勝）。7頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた22戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（5戦1勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。6着に終わった。

11月23日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（6戦1勝）。8頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のツキガタリンボーに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

12月11日、中2週で迎えた24戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（2戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。3着を確保した。

12月19日、連闘で迎えた25戦目は、アラ系一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（7戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

4歳（2000年）

1月1日、中1週で迎えた26戦目は、アラ系一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は尾林幸彦騎手（3戦1勝）。9頭立ての5番人気で大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月4日、連闘で迎えた27戦目は、下田雅晴騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月22日、中2週で迎えた28戦目は、アラ系一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（8戦2勝）。9頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のエクスプローラーに1馬身半の差をつけて5勝目を奪取した。

1月30日、連闘で迎えた29戦目は、高山伸一騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C1（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月5日、連闘で迎えた30戦目は、アラ系一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は杉村一樹騎手（9戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のユメヲミセテに1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

2月13日、連闘で迎えた31戦目は、アラ系一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で杉村一樹騎手（10戦4勝）。9頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月19日、連闘で迎えた32戦目は、アラ系一般C1（中津ダート1300m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で杉村一樹騎手（11戦4勝）。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったグリンランサーからハナ差の2着となった。

2月28日、連闘で迎えた33戦目は、アラ系一般C1（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で杉村一樹騎手（12戦4勝）。7頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月11日、中1週で迎えた34戦目は、アラ系一般C1（中津ダート1300m 雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で杉村一樹騎手（13戦4勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた35戦目は、アラ系一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で杉村一樹騎手（14戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のゴールドファンに1馬身の差をつけて勝利を手に入れた。