コマンダージョオー（1996年生、母マジックカーペット）

コマンダージョオー（1996年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のコマンダーインチーフ（当時6歳）と交配したマジックカーペットが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）オリエント牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方3戦0勝。

経歴

デビュー前

1歳のとき、オリエント牧場から「北海道7月セレクト市場サラブレッド2歳」に上場され、架谷外茂次によって787.5万円で落札された。

田所秀孝厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

5月16日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（新潟芝1400m 外回り曇/良）に出走。馬体重は462kg。14頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい8着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた2戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1000m 晴/良）に出走。15頭立ての8番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

6月27日、中3週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1200m 曇/不良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には届かず9着に敗れた。

8月7日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、武英智騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。13頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

8月29日、中2週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた5戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で武英智騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

9月12日、中1週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず16着に終わった。

10月2日、中2週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた7戦目は、押田純子騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1000m 曇/良）に50kgの軽斤量で出走。14頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚が振るわず11着に敗れた。

10月16日、中1週で迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、伸びてきたスペシャルエイジ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

11月6日、中2週で迎えた9戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で芹沢純一騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、馬場の外目を回って2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

11月14日、連闘で迎えた10戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり4位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず8着に敗れた。

11月21日、連闘で迎えた11戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で河北通騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず11着に敗れた。

4歳（2000年）

4月9日、約4か月半の休み明けで迎えた12戦目は、山本裕次郎騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。9着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた13戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本裕次郎騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。9着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1（水沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山本裕次郎騎手（2戦0勝）。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。12着に終わった。