ナックシリウス（2022年生、母レオアルテミス）

経歴

デビュー前

1歳のとき、二風谷ファームから「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、によって円で落札された。

立花伸厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2024年）

8月17日、デビュー戦は藤田凌騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1400m 晴/重）に出走。馬体重は528kg。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったドラゴンウィッシュに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

9月11日、中3週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田凌騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に敗れた。

10月16日、中4週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた3戦目は、2歳戦の絵本のまち板橋賞（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田凌騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

11月8日、中2週で迎えた4戦目は、2歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で藤田凌騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったペコリに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

3歳（2025年）

3月13日、約4か月の休み明けで迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で藤田凌騎手（4戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のミチノディディを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

3月28日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定3歳戦の不死鳥賞（大井ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で藤田凌騎手（5戦1勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、緩いペースで集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

4月18日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のマーガレット特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で藤田凌騎手（6戦1勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味の強靭な心肺能力で最後まで崩れずに走り抜いたが、勝ったカセノタイガーにねじ伏せられて1馬身1/4差の2着となった。

5月2日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で藤田凌騎手（7戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

5月23日、中2週で迎えた9戦目は、3歳戦の菖蒲特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で藤田凌騎手（8戦1勝）。14頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では鋭い脚を使えず13着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で藤田凌騎手（9戦1勝）。14頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

12月2日、約5か月半の休み明けで迎えた11戦目は、牝馬限定戦のシトリン特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は11戦連続で藤田凌騎手（10戦1勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら先頭に立つ格好となり、若干遅いペースでレースを牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったアイスリーディングにねじ伏せられて6馬身差の2着となった。