コウヨウサルート（2005年生、母カナハライサベラ）

コウヨウサルート（2005年4月9日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋挨拶、敬礼」。毛色は鹿毛。種牡馬のフサイチコンコルド（当時12歳）と交配したカナハライサベラが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は本巣一敏。戦績は、中央平地7戦0勝2着3回、地方7戦0勝。

経歴

デビュー前

菅原泰夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2008年）

4月27日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（東京芝1600m 晴/良）に出走。馬体重は540kg。18頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が上がってしまい18着に終わった。

6月21日、中7週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島ダート1150m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい6着に敗れた。

7月13日、中2週で迎えた3戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では瞬発力に優れた末脚を披露し、3着に入った。

8月17日、中4週で迎えた4戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、勝ったグレイスサンセットに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

8月30日、中1週で迎えた5戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、抜け出したアムネリスにクビ差届かず2着に甘んじた。

9月7日、連闘で迎えた6戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（札幌ダート1000m 曇/稍重）に出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では勝負根性が光る走りを見せたが、コアレスカポーテに半馬身交わされて2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先頭に立ち、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて3着に沈んだ。

12月30日、約3か月半の休み明けで迎えた8戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、スカパー!賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

4歳（2009年）

1月23日、中2週で迎えた9戦目は、望春賞（大井ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で和田譲治騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では全く伸びず11着に敗れた。

2月16日、中2週で迎えた10戦目は、スプリングタイム特別（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で和田譲治騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で15番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が悪くなり16着に終わった。

3月2日、中1週で迎えた11戦目は、春風特別（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で和田譲治騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

3月23日、中2週で迎えた12戦目は、かに座特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で和田譲治騎手（4戦0勝）。15頭立ての12番人気で大外15番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚が止まってしまい10着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた13戦目は、的場直之騎手を鞍上に迎えて、りょうけん座特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。端をきり、若干緩いペースで一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり15着に終わった。

4月21日、中1週で迎えた14戦目は、おとめ座特別（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。鞍上は和田譲治騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。最後はガス欠状態になり11着に終わった。