ナイキジャガー（1993年生、母チュウオーエビス）

ナイキジャガー（1993年3月26日）は、日本の競走馬、種牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のジェイドロバリー（当時6歳）と交配したチュウオーエビスが8歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はアサヒ牧場。戦績は、地方9戦6勝2着2回。1997年のマイルグランプリ(地方重賞)で2着に入った他、1997年の大井記念(地方重賞)で3着に入る活躍をした。その他にも重賞3勝を挙げた。

経歴

デビュー前

長沼正義厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1995年）

9月25日、デビュー戦は的場文男騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のグリーアミーに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

11月10日、中6週で迎えた2戦目は、2歳戦のストレチア特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のセントリックに2馬身半の差をつけて2勝目を手中に収めた。

12月11日、中3週で迎えた3戦目は、2歳戦のポインセチア特別 1組（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手（2戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のフレアリングルーラに4馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

12月27日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた4戦目は、2歳戦の全日本3歳優駿（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で的場文男騎手（3戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウシュウサルーンからクビ差の2着に甘んじた。

3歳（1996年）

2月19日、中7週で迎えた5戦目は、3歳戦の京浜盃（大井ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で的場文男騎手（4戦3勝）。16頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。最後は、2着のバクシンマーチに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4月9日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳戦の黒潮盃（大井ダート1700m 雨/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場文男騎手（5戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のトミヒサキングに2馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

5月14日、中4週で迎えた7戦目は、3歳戦の羽田盃（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場文男騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のサンライフテイオーに1馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

4歳（1997年）

4月9日、約11か月の休養明けで迎えた8戦目は、地方重賞のマイルグランプリ（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で的場文男騎手（7戦6勝）。13頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、勝ったコンサートボーイから2馬身差の2着に敗北した。

5月21日、中5週で迎えた9戦目は、地方重賞の大井記念（大井ダート2600m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で的場文男騎手（8戦6勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。