シゲルマスカット（2009年生、母ステラクィーン）

シゲルマスカット（2009年3月12日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋マスカット」。毛色は鹿毛。種牡馬のアルカセット（当時9歳）と交配したステラクィーンが12歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は中村雅明。戦績は、中央平地17戦0勝2着1回、中央障害4戦0勝。

経歴

デビュー前

加藤敬二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2011年）

8月6日、デビュー戦は川須栄彦騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。15頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に終わった。

8月20日、中1週で迎えた2戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/良）に出走。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚が冴えず8着に敗れた。

9月4日、中1週で迎えた3戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1200m 曇/稍重）に出走。15頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位には届かず7着に敗れた。

10月15日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた4戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（京都芝1600m 曇/重）に出走。14頭立ての9番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

10月30日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 曇/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は太宰啓介騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、4着に入り込んだ。

11月12日、中1週で迎えた6戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では卓出した伸び脚で猛追したが、勝ったサクセスセレーネに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

12月4日、中2週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

12月24日、中2週で迎えた8戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

3歳（2012年）

1月21日、中3週で迎えた9戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は太宰啓介騎手（2戦0勝）。16頭立ての6番人気で13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に敗れた。

2月12日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は北村友一騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は太宰啓介騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

4月15日、中3週で迎えた12戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に敗れた。

5月5日、中2週で迎えた13戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 曇/不良）に出走。14頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

6月2日、中3週で迎えた14戦目は、国分優作騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が振るわず12着に終わった。

6月23日、中2週で迎えた15戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには絡めず6着に終わった。

7月22日、中3週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1800m 曇/重）に出走。鞍上は高倉稜騎手（1戦0勝）。13頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に終わった。

8月25日、中4週で迎えた17戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。

10月7日、中5週で迎えた18戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。14頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。8着に終わった。

11月24日、中6週で迎えた19戦目は、黒岩悠騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2013年）

1月6日、中5週で迎えた20戦目は、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で黒岩悠騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

7月27日、約6か月半の休養明けで迎えた21戦目は、草野太郎騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（新潟障害芝2850m 外→内晴/良）に出走。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。