テイエムカブトオー（2001年生、母テイエムシャルマン）

テイエムカブトオー（2001年5月5日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋兜＋王」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラチトセオー（当時11歳）と交配したテイエムシャルマンが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は鹿児島県、生産者は日高テイエム牧場（株）。戦績は、中央平地6戦0勝。

経歴

デビュー前

鹿戸明厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2003年）

10月25日、デビュー戦は佐久間寛志騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（京都芝1400m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は468kg。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1200m 曇/重）に52kgの軽斤量で出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に終わった。

11月29日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都ダート1400m 小雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で佐久間寛志騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい16着に終わった。

12月28日、中3週で迎えた4戦目は、菊地昇吾騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で大外16番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

3歳（2004年）

4月17日、約3か月半の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は佐久間寛志騎手（3戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。主導権を奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、4着を確保した。

5月1日、中1週で迎えた6戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で佐久間寛志騎手（4戦0勝）。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。