スマートパサート（2018年生、母レティセントガール）

Smart Passat

2018.01.24

スマートパサート（2018年1月24日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名+貿易風(独)」。毛色は鹿毛。種牡馬のモーリス（当時7歳）と交配したレティセントガールが14歳のときに産んだ8番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は桑田牧場。主な勝ち鞍は2021年の3歳未勝利(牝)。

経歴

デビュー前

須貝尚介厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

9月27日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1400m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。18頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したクープドクールにハナ差届かず2着に惜敗した。

10月17日、中2週で迎えた2戦目は、藤岡康太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（京都芝1600m 雨/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい12着に敗れた。

3歳（2021年）

2月7日、約4か月の休養明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた3戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は武豊騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を先導。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では猛烈な末脚を炸裂させて難なく抜け出し、最後は2着のクリノキララに3馬身半の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

2月28日、中2週で迎えた4戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳1勝クラス（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は一杯になって16着に敗れた。