マリンフレイバー（2010年生、母フレンチフレイバー）

マリンフレイバー（2010年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は芦毛。種牡馬のスウェプトオーヴァーボード（当時13歳）と交配したフレンチフレイバーが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡平取町、生産者は（有）赤石牧場。戦績は、地方7戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2012年の2歳。

経歴

デビュー前

月岡健二厩舎（大井）へ入厩。

2歳（2012年）

9月17日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は472kg。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、生得の持続力で渋太く粘り続けて、最後は2着のジュエルリーベに1馬身1/4の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（2013年）

7月12日、約10か月の休養明けで迎えた2戦目は、有年淳騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/良）に出走。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で有年淳騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では天賦の負けん性を発揮してゴールまで勇戦したが、4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で有年淳騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を奪う形となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のタフネスで根気強く脚を伸ばしたが、アマクサマンボにクビ差交わされて2着に惜敗した。

4歳（2014年）

7月11日、約11か月の休養明けで迎えた5戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二十三（大井ダート1400m 曇/重）に出走。14頭立ての6番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず13着に敗れた。

8月1日、中2週で迎えた6戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着を確保した。

8月14日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた7戦目は、一般C2十十一（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（2戦0勝）。13頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず12着に敗れた。