サンドブラスト（2021年生、母マリンブラスト）

Sand Blast

2021.02.14

サンドブラスト（2021年2月14日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「砂を噴射する、蹴散らす」。毛色は栗毛。種牡馬のモーニン（当時9歳）と交配したマリンブラストが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は松木 加代。主な勝ち鞍は2024年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、松木加代から「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、清水真由美によって660万円で落札された。

鈴木慎太郎厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月19日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー札幌（札幌芝1500m 晴/良）に出走。馬体重は494kg。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり6着に終わった。

9月2日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の2歳未勝利（札幌ダート1700m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切り、3着に入った。

12月23日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳戦の2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて4番ゲートからスタート。端を奪う形となり、平均ペースで馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではあとひと伸びが足りず、5着に終わった。

3歳（2024年）

1月21日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取り、緩いペースで一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のズバットマサムネに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

4月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた5戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、3歳1勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。16頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい14着に終わった。

9月1日、約5か月の休み明けで迎えた6戦目は、小林勝太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（札幌ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

11月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、3歳以上1勝クラス（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（4戦1勝）。15頭立ての6番人気で大外15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

12月7日、中2週で迎えた8戦目は、菅原明良騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。16頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

4歳（2025年）

2月8日、中8週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 小雪/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、サイドキックに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

2月22日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上1勝クラス（小倉ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（6戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を奪い、若干速いペースで一団を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のコスモフレディに3馬身の差をつけて勝利を手に入れた。

4月27日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、4歳以上2勝クラスの尾瀬特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（7戦2勝）。15頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず6着に敗れた。

8月30日、約4か月の休み明けで迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの千歳特別（札幌ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（8戦2勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。逃げる恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り9着に敗れた。

11月9日、中9週で迎えた13戦目は、菊沢一樹騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの河北新報杯（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。15頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず12着に敗れた。