グリーンベリー（1994年生、母Juniper Berry）

Green Berry

1994.02.05

グリーンベリー（1994年2月5日）は、アイルランドで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のCaerleon（当時14歳）と交配したJuniper Berryが6歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地10戦0勝。

経歴

デビュー前

グリーンファーム愛馬会にて総額4,700万円（47万×100口）で一口馬主が募集された。

宗像義忠厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

1月15日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は482kg。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

2月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

2月15日、中1週で馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で岡部幸雄騎手（3戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。壮絶なハイペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

8月16日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた5戦目は、4歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は力尽きて8着に敗れた。

8月30日、中1週で迎えた6戦目は、田中勝春騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（札幌芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚色がやや衰え、5着に終わった。

4歳（1998年）

9月20日、約13か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、4歳以上500万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中勝春騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい5着に終わった。

9月27日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中勝春騎手（2戦0勝）。14頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に敗れた。

11月29日、中8週で迎えた9戦目は、青木芳之騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

12月13日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で青木芳之騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。