リッカビクトリー（2005年生、母メイショウドナウ）

リッカビクトリー（2005年4月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「冠名＋勝利」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時18歳）と交配したメイショウドナウが6歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は中島俊明。戦績は、中央平地8戦0勝、地方4戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は2009年の一般C2-8。

経歴

デビュー前

境直行厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2007年）

8月11日、デビュー戦は小牧太騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（小倉芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は424kg。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では最後まで息が続かず6着に終わった。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、田中克典騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（小倉芝1000m 晴/稍重）に51kgの軽斤量で出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では末脚が続かず、3着に終わった。

9月22日、中3週で迎えた3戦目は、牝馬限定の2歳未勝利（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は小牧太騎手（1戦0勝）。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり16着に終わった。

3歳（2008年）

3月30日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、平均的なペースで集団を牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚色が鈍り12着に終わった。

5月17日、中6週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は勢いを失って15着に終わった。

12月14日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から35kg増やして迎えた6戦目は、渡辺博文騎手を鞍上に迎えて、一般C2-7（福山ダート1250m 晴/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、勝ったシルキーライムから2馬身差の2着に敗北した。

12月23日、連闘で迎えた7戦目は、一般C2-7ニ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺博文騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のフジマッドネスに半馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

4歳（2009年）

1月12日、中2週で迎えた8戦目は、一般C2-7イ（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺博文騎手（2戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

2月15日、中4週で馬体重を前走から21kg増やして迎えた9戦目は、岡田祥嗣騎手を鞍上に迎えて、一般C2-8（福山ダート1250m 晴/良）に出走。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のラボエームに6馬身の差をつけて2勝目をマークした。

3月29日、中5週で馬体重を前走から29kg絞って迎えた10戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。逃げを打ち、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では余力が残っておらず9着に終わった。

5月30日、中8週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は幸英明騎手（2戦0勝）。17頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。最後は脚勢が衰えて17着に終わった。

5歳（2010年）

1月24日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から12kg絞って迎えた12戦目は、4歳以上500万下の豊橋特別（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は安藤光彰騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後は脚勢が衰えて16着に終わった。