コア（2001年生、母マリキータ）

コア（2001年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「核（地球の中心）、競馬界の中心になるよう」。毛色は青毛。種牡馬のブロッコ（当時10歳）と交配したマリキータが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）パシフイック牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着1回、地方14戦2勝。主な勝ち鞍は2004年の一般B3。

経歴

デビュー前

1歳のとき、パシフィック牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場され、ノーザンファームによって850.5万円で落札された。

キャロットクラブにて総額1,400万円（3.5万×400口）で一口馬主が募集された。

高橋裕厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

8月17日、デビュー戦は二本柳壮騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り雨/良）に出走。馬体重は490kg。14頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はタレてしまい12着に敗れた。

9月7日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で二本柳壮騎手（1戦0勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったテンザントップから2馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた3戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り雨/不良）に出走。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。ハナを取り切り、かなりのハイペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

10月4日、中1週で迎えた4戦目は、村田一誠騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/良）に出走。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3歳（2004年）

5月23日、約7か月半の休養明けで迎えた5戦目は、大西直宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

6月13日、中2週で迎えた6戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを17番手で通過。直線では末脚を伸ばせず18着に敗れた。

7月10日、中3週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（福島ダート1000m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は村田一誠騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は力尽きて10着に敗れた。

10月3日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から26kg増やして迎えた8戦目は、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は幸英明騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で15番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、4着に入った。

11月8日、中4週で迎えた9戦目は、千葉淳志騎手を鞍上に迎えて、一般C1（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月23日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、小林央幸騎手を鞍上に迎えて、一般C1（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のジェーピーバトルに3/4馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月6日、中1週で迎えた11戦目は、一般B3（水沢ダート1600m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で小林央幸騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のオンワードジェダイに1馬身1/4の差をつけて2勝目を収める

4歳（2005年）

1月3日、中3週で迎えた12戦目は、一般B3（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小林央幸騎手（2戦2勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。4着に敗れた。

1月10日、連闘で迎えた13戦目は、盛岡タイムス杯（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で小林央幸騎手（3戦2勝）。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。5着に敗れた。

4月11日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般A2（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

5月1日、中2週で迎えた15戦目は、菅原勲騎手を鞍上に迎えて、メイカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

5月15日、中1週で迎えた16戦目は、一般B1（盛岡ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で菅原勲騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて11着に敗れた。

5月28日、中1週で迎えた17戦目は、石桜杯（盛岡芝1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず10着に敗れた。

6月11日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、ジューンカップ（水沢ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず9着に終わった。

6月25日、中1週で馬体重を前走から7kg戻して迎えた19戦目は、賞金ハンデレース（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず8着に終わった。

7月10日、中1週で迎えた20戦目は、タイムチャレンジレース（盛岡ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（4戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は垂れてしまい7着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた21戦目は、関本淳騎手を鞍上に迎えて、賞金ハンデレース（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには絡めず9着に終わった。

10月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた22戦目は、一般B1（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（5戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に終わった。