アイアンチャーチ（1998年生、母ノーアテイスト）

アイアンチャーチ（1998年4月27日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は栗毛。種牡馬のフアストセンプウ（当時20歳）と交配したノーアテイストが16歳のときに産んだ9番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は渋谷一郎。戦績は、地方16戦6勝2着4回。主な勝ち鞍は2001年のくすのき賞(アラ系3歳)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、渋谷一郎から「北海道9月市場アングロアラブ2歳」に上場されたが主取りとなった。

鈴木長次厩舎（上山）へ入厩。

2歳（2000年）

7月9日、デビュー戦は前野幸一騎手を鞍上に据えて、アラ系3歳B2（上山ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は433kg。7頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。最後は、2着のスズヒロクインに1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

7月23日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系3歳A2（上山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で前野幸一騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、2着のワタリエリートをクビ差制して2勝目をゲットした。

8月29日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦の若草賞（上山ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で前野幸一騎手（2戦2勝）。9頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

9月15日、中1週で迎えた4戦目は、鈴木義久騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。最後は、勝ったホマレエリートから約14馬身差の2着となった。

9月26日、中1週で迎えた5戦目は、アラ系3歳A1（上山ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で鈴木義久騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月24日、中3週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた6戦目は、須田英之騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳A1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。

11月7日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系3歳A1（上山ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は前野幸一騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、勝ったミチノクサンデーから半馬身差の2着に敗北した。

3歳（2001年）

1月3日、中7週で迎えた8戦目は、末田秀行騎手を鞍上に迎えて、アラ系一般C（益田ダート1350m 曇/良）に出走。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったキヨエツクイーンからクビ差の2着となった。

1月8日、連闘で迎えた9戦目は、アラ系一般C（益田ダート1350m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のジュピタータカシに4馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月20日、中1週で迎えた10戦目は、ハンデ戦の八本松特別（益田ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で末田秀行騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のユタカサチヒメに9馬身の差をつけて4勝目を手に入れた。

2月25日、中4週で迎えた11戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のくすのき賞（佐賀ダート1750m 晴/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のスマノホウライに7馬身の差をつけて優勝

3月16日、中2週で迎えた12戦目は、北村欣也騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 曇/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るナルガミを上がり0位の末脚でハナ差だけ差し切って破竹の4連勝を決めた。

4月15日、中3週で迎えた13戦目は、アラ系3歳以上B2（佐賀ダート1400m 晴/良）に牝馬ながら55kgの斤量を背負って出走。鞍上は吉田順治騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したフナツコンコルドを捕まえ切れず、アタマ差の2着に甘んじた。

10月18日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、山口勲騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上A3 B2（佐賀ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず10着に終わった。

12月2日、中5週で迎えた15戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 晴/稍重）に出走。鞍上は末田秀行騎手（3戦2勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に敗れた。

4歳（2002年）

1月4日、中4週で迎えた16戦目は、アラ系一般B（益田ダート1350m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で末田秀行騎手（4戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。4着に敗れた。