タマモナセバナル（2018年生、母スレバルナ）

タマモナセバナル（2018年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+為せば成る。母の名をもじって」。毛色は栗毛。種牡馬のワールドエース（当時9歳）と交配したスレバルナが17歳のときに産んだ10番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は泊寿幸。主な勝ち鞍は2021年の障害3歳以上未勝利。

経歴

デビュー前

1歳のとき、泊寿幸から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、タマモによって550.8万円で落札された。

大橋勇樹厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2020年）

12月5日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は458kg。13頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。

12月19日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（阪神芝1800m 外回り曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。18頭立ての16番人気で7番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では切れる脚を使えず13着に終わった。

3歳（2021年）

1月9日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（中京ダート1900m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で国分優作騎手（2戦0勝）。16頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が悪くなり13着に終わった。

4月11日、約3か月の休養明けで迎えた4戦目は、和田翼騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。15頭立ての14番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びあぐねて13着に終わった。

5月2日、中2週で迎えた5戦目は、松本大輝騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 曇/稍重）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての16番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

7月4日、中8週で迎えた6戦目は、中村将之騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 曇/良）に出走。6頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のディレットーレに3馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

8月14日、中5週で迎えた7戦目は、障害3歳以上オープン（小倉障害芝2860m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中村将之騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。