トキノディライト（2013年生、母レインオアシャイン）

トキノディライト（2013年3月19日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋喜び」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のワイルドラッシュ（当時19歳）と交配したレインオアシャインが8歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）日高大洋牧場。主な勝ち鞍は2016年のもみの木特別。

経歴

デビュー前

昆貢厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2015年）

9月21日、デビュー戦は鮫島良太騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は498kg。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

10月18日、中3週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり11着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（京都芝1400m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で鮫島良太騎手（2戦0勝）。15頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では強靭な末脚を繰り出し、3着に入り込んだ。

12月5日、中2週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鮫島良太騎手（3戦0勝）。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（2016年）

3月27日、約4か月の休養明けで迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で鮫島良太騎手（4戦0勝）。18頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず14着に終わった。

4月30日、中4週で迎えた6戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で5番ゲートからスタート。敢然と端をきり、若干緩いペースで一団を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はバタバタになってしまい16着に終わった。

7月10日、中9週で迎えた7戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、障害3歳以上未勝利（中京障害芝3000m 晴/重）に出走。14頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月7日、中3週で迎えた8戦目は、障害3歳以上未勝利（小倉障害芝2860m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月20日、中5週で迎えた9戦目は、小林靖幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C4-4（門別ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のニシノライトに6馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月13日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた10戦目は、日高町家畜自衛防疫組合特別（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林靖幸騎手（1戦1勝）。8頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、マウントゴールドに3/4馬身交わされて2着となった。

10月27日、中1週で迎えた11戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で小林靖幸騎手（2戦1勝）。7頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端をきる恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち味の心肺能力で最後まで奮闘したが、キタサンシリーズに交わされて1馬身半差の2着に敗北した。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、宮島沼・感動マガン飛来記念賞（門別ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で小林靖幸騎手（3戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクラウンノキセキに5馬身の差をつけて2勝目をマークした。

12月13日、中4週で迎えた13戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のもみの木特別（川崎ダート1600m 曇/良）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカネトシフェアリーに5馬身の差をつけて断然人気に応えた。

4歳（2017年）

6月16日、約6か月の休養明けで迎えた14戦目は、旧吉田茂邸オープン記念（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で見沢譲治騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る形となり、後続との差を2馬身以上保って、やや緩いペースで馬群を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に敗れた。

8月1日、中6週で迎えた15戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1500m 雨/不良）に出走。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスカイランツーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

5歳（2018年）

4月4日、約8か月の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた16戦目は、増田充宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい6着に敗れた。